2011年11月3日木曜日

加藤巧の陶 Pottery by Ko Kato 2011 - Exhibition



加藤巧の陶

2010年11月10日(木)–20日(日)
会期中無休
午前11時–午後7時

会場に出かける日、時間は
右下のTwitterにて随時お知らせいたします。

於 月日荘
名古屋市瑞穂区松月町4-9-2
phone/fax 052-841-4418


2011年7月18日月曜日

加藤巧 陶 KO KATO - PRIMARY



加藤巧 陶 KO KATO - PRIMARY

2011年8月1日(月)—6日(土) 
会期中無休
12時—19時 最終日のみ12時—17時 
作者在廊日 8月1日(月)、6日(土)

いそがや i・スペース
〒105-0003
東京都港区西新橋1-4-12
新第一ビル7F
phone 03-3591-8797
fax 03-3591-8795


地下鉄銀座線虎ノ門出口9より約3分
千代田線霞ヶ関出口C3、C4より約3分
都営三田内幸町出口A4より約2分
JR新橋駅日比谷口より約8分

KO KATO exhibition PRIMARY
at. i·space isogaya

7F Shin-Daiichi BLD
1-4-12 Nishi-Shinbashi
Minato-Ku, Tokyo
105-0003 JAPAN

phone 03-3591-8797
fax 03-3591-8795


2011年6月9日木曜日

加藤巧 陶 Exhibition at Galarie D'image, Kariya



加藤巧 陶
2011年6月13日(月)―25日(土)

日曜・水曜休廊
10時―17時
最終日のみ10時―16時

作者在廊日
6月13日(月)、18日(土)、25日(土)
その他の日につきましては、
右下のTwitterにて随時お知らせいたします。

ギャルリ・ディマージュ
〒448-0844 愛知県刈谷市広小路3-605
phone 0566-24-2291
http://www.k4.dion.ne.jp/~e-marche/

JR東海道線にて名古屋駅から快速で約15分
刈谷駅にて名鉄三河線・碧南行きに
お乗り換えいただき、
刈谷市駅下車、徒歩1分です
市営駐車場東側出口より徒歩2分

Ko KATO Exhibition at. Galarie D'image
13th-25th June 2011

3-605 Hirokoji, Kariya-shi, Aichi-Ken
448-0844 JAPAN

phone +81-566-24-2291
http://www.k4.dion.ne.jp/~e-marche/

2011年3月11日金曜日

加藤巧 茶わん 2011 Ko Kato Exhibition - Teabowls 2011



加藤巧 茶わん 2011

2011年4月1日(金)–4月9日(土)
4月3日(日)は定休日です
午前11時–午後6時

於 ギャラリー和
〒460-0008
名古屋市中区栄 2-1-12
ダイアパレス伏見1階 108
地下鉄伏見駅4番出口を東‥栄方面へ一筋目右折


above photograph:
Black Teabowl, Ko Kato 2011
引出黒筒碗 加藤巧 2011年




2011年3月2日水曜日

Milan



Curiosando Altri Mondi

date// 29 March - 12 May 2011
place// spazio su misura
Corso Lodi, 24
20135 MILANO, ITALY

KUBOTA Megumi, Iron, from Milan
SORAI Yukako+SHINOZUKA Yuko, Felt+Ceramic, from New York
KIRA Yurina, Wood/Acrylic Jewelry, from Tokyo
DUFAUX Kyoko, Illustration, from Paris
PECHU, Illustration, from Osaka
KATO Ko, Pottery, from Seto, Japan


above photographs:
White Porcelain Bowl // Black Bowl, Ko Kato 2010



2011年1月6日木曜日

朽木 Kutsuki



 朽木‥くつきは琵琶湖西にあって、溝口健二監督の映画「雨月物語」に登場する、湖西の滅びた武家の姫様がたしか朽木氏の人だけれど、朽木の村は、古くからよい漆器をつくる木地師の集落があるとして知られていたらしい。

 朽木の漆器といえばまず、美しく細い線で菊の花が大きく描かれた盆があげられる。この片口‥酒上、ひあげともいって、祭礼のときなどに用いられる‥は、盆に描かれる菊花の半分が描かれていて、その豊かなかたちとも相まって、民藝というものの見本のように思われる魅力的なデザインとなっている。たとえば陶磁器などとはちがって劣化しやすい木のものだけに、よく残っていてくれたものだと思う。


Lacquerware, Kutsuki, Japan, Edo-period

堅手というもの about Kata-de



 李朝の堅手、といわれるやきものがある。高麗茶碗の文献によくみられる名称で、そもそも名前のとおり、堅そうな質感の茶わんのことをそう呼んだ。通常、李朝‥朝鮮王朝初期、15〜16世紀に作られた、白磁系のやきもののことをいう。

 白磁系、と書いたのは、一見白磁にみえないような青灰色や茶色の茶わんも、すべて「白い」やきものをめざして作られただろうからで、宮廷などに納められた官窯の製品のように手間をかけて製作されない‥土や釉に鉄などの不純物が多く含まれる‥庶民用の雑器も、気持ちとしては「白」に向かっているから。

 ひとくちに堅手といっても、もともと雰囲気で名づけられたものだから、その範囲は曖昧だし幅広い。限りなく白に近いものも、三島手を無地にしたようなものも、そう呼ばれることがある。



Bowl, Korea, Joseon dynasty 16th century

 堅手に対して「やわらか手」とよばれるものもあって、やはり文字どおり、堅手よりも柔らかそうだから、そういわれている。釜山ちかくの金海というところから出土することが多いらしい、金海手といわれるものが代表的。次の写真がそれらしきもので、しっとりと青緑色の釉調が粉引を思わせるせいで粉引と混同されることもあるけれど、化粧土は使われていない。




Bowl, Korea, Joseon dynasty 16th century


 こちらはお茶の世界でいうところの蕎麦茶碗の姿をしているけれど、いわゆる蕎麦茶碗のやわらかい印象とは違い、みたところは高麗青磁の流れをくむ堅手、といったところ。ただ、これが窯の中で少しだけ火が弱いところに置かれていたら、蕎麦茶碗になったのだろうと思わせる。



Bowl, Korea, Joseon dynasty 15-16th century

 近年多く招来される発掘の朝鮮陶磁の中でも、一般に広く作り、使われただろう堅手は、吟味すれば、楽しめるものをおどろくほど気軽な値で手にすることができる。伝世の名碗も、かつてはきっとそうして、楽しみながら選ばれたのかもしれない。


花器 The Bottle



 花を活けられる瓶や壺はいくつか持っているけれど、部屋でいつも使うのは、英国のなんでもないストーン・ウェアの瓶。
 マスタードか、インクか、何を容れたものなのかはっきりとはわからない。おそらく19世紀末くらいの、使い捨てに近いような雑器‥にもかかわらず、というか、だからこそ、どんな花も映りがよく、それでいて瓶自身の存在感もしっかりとある。
 デルフトのまろやかな白とは趣の異なる、マットな質感の白釉の、梅花皮‥かいらぎのような表情も好ましい。


Stoneware Bottle, about 19th century, England